マカオの公共路線バス46路線、大晦日に終発繰り下げへ

マカオ政府交通事務局(DSAT)は12月30日、大晦日の深夜から元日未明にかけて多くの市民や観光客の外出が見込まれるため、公共路線バスの終発時刻の繰り下げや深夜バス2路線の増発を行うと発表。

同局によれば、公共路線バス46路線で、最終バスの始発バス停の出発時刻を1日午前1時または2時に繰り下げるほか、終夜運転している深夜バスのうち、N3系統とN5系統について、1日午前0時から午前3時までの間に増発するとした。また、N3系統では通常より大型の車両を投入するとのこと。

このほか、31日午後8時から1日午前3時ににかけて、大型カウントダウンイベントの開催が予定されているコタイ地区及びマカオタワー周辺の一部バス停を通過扱いとし、イベント終了のタイミングに合わせて臨時バスを運行することも合わせて発表した。

詳しい情報は、マカオ政府交通事務局(DSAT)公式ウェブサイト内のバス情報ページ(http://www.dsat.gov.mo/bus)で確認することができる。

マカオの面積は東京の山手線の内側のおよそ半分にあたる約32平方キロ、人口は約67万人という小さな地域だが、年間インバウンド旅客数はおよそ3580万人という規模。公共バスの路線数は深夜バスも含めて85あり、網の目のような路線ネットワークが形成されている。

マカオ半島北部にある關閘バスターミナルのイメージ(写真:DSAT)

マカオ半島北部にある關閘バスターミナルのイメージ(写真:DSAT)

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