マカオの下水工事現場から大砲が出土…文化局が学術鑑定へ

 マカオ半島内港エリアの道路工事(下水管整備事業)現場で4月16日、考古学的価値のあるとみられる古い大砲が(砲身部、全長約1メートル)が見つかった。

 マカオ政府文化局(ICM)が17日に発表した内容によれば、周辺を確認したところ、他の遺物はなかったという。出土した大砲については、同日午後に文化局の倉庫に搬送した後、同局が学術鑑定を行う予定とした。

 内港エリアはかつてマカオの主要な海の玄関口だった場所。マカオでは、今年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策により市内の交通量が減少していることを受け、各種道路工事を前倒し実施するなどの策を講じている。

マカオ半島内港エリアで出土した大砲(写真:ICM)

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