マカオカジノ監理部門DICJ、警察畑のアドリアーノ・ホー新局長が就任

マカオ政府のカジノ監理部門、博彩監察協調局(DICJ)の新局長として、6月10日付で前保安長官事務所顧問のアドリアーノ・ホー(何浩瀚)氏が就任。

上位部門にあたる経済財政庁のレイ・ワイノン(李偉農)長官は同日行われた就任式の中で、ホー氏について長年にわたって保安部門(主に司法警察局)に身を置き、ゲーミング(カジノ)施設の監察を含む幅広い職務を担当し、豊富な経験、専門的な能力、責任感を有する人材と評した。

また、現行のカジノ経営権契約が2022年6月に満期を迎えるにあたり、政府は再入札に向けた準備を粛々と進めているとした。

なお、前任のパウロ・マルチンス・チャン(陳達夫)氏は検察畑だった。DICJ長官を辞任後は検察院に戻っている。

6月10日付でDICJの新局長に就任したアドリアーノ・ホー氏(写真:マカオ政府経済財政長官事務所)

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