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マカオ 20年6月貨幣・金融統計公表…マカオ居民の預金残高3ヶ月連続伸長

産業・経済2020/08/04 12:40

 マカオ政府金融管理局は8月4日、今年(2020年)6月の貨幣・金融統計を公表した。内容のサマリーは下記の通り。

【マネーサプライ】
 流通貨幣が前月から0.8%、通知預金が1.9%のそれぞれ上昇となり、M1は1.7%増。準通貨負債は4.0%上昇。M1及び準貨幣負債を含む広義貨幣供給量M2は3.7%増(3ヶ月連続増)、金額は7122億マカオパタカ(日本円換算:約9兆4987億円)となった。前年同月との比較では、M1が0.5%、M2が6.1%のそれぞれ上昇。M2に占める通貨別の比率はマカオパタカが32.5%、香港ドルが45.4%、人民元が5.3%、米ドルが14.9%。

【預金】
 マカオ居民(マカオ居留権保有者)による預金残高は前月から3.8%増の6939億マカオパタカ(約9兆2546億円)で3ヶ月連続伸長、非居民による預金残高も5ヶ月連続伸長となる10.1%増の3151億マカオパタカ(約4兆2025億円)、公共部門の銀行システムへの預金残高は1.5%減の2610億マカオパタカ(約3兆4810億円)で5ヶ月ぶりのマイナスとなり、これらを総合して計算した銀行システムの預金残高は4.1%増の1兆2699億マカオパタカ(約16兆9368億円)。このうち、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの占める割合はそれぞれ18.9%、45.7%、5.0%、28.0%。

【融資】
 地元民間部門への融資は前月から0.3%下落の5403億マカオパタカ(約7兆2061億円)。対外民間部門への融資は2.9%増の6666億マカオパタカ(約8兆8905億円)。民間部門へ融資額は合計で1.5%上昇の1兆2069億マカオパタカ(約16兆0966億円)となり、マカオパタカ、香港ドル、人民元、米ドルの比率はそれぞれ16.3%、43.4%、9.9%、27.9%。

【預貸率/不良債権比率】
 銀行のマカオ居民に対する預貸率は今年6月末時点で前月末から1.4ポイント下落の56.6%。非マカオ居民含む総体預貸率は2.5ポイント下落の95.0%。1ヶ月及び3ヶ月ベース計算による流動資産対負債比率はそれぞれ55.6%、52.7%水準。不良債権比率は0.01ポイント下落の0.35%。

マカオ金融管理局ビル(資料)=2020年7月本紙撮影

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