マカオ司法警察局とホテル業界の合同ミーティング開催…犯罪抑止と撲滅のため連携強化

マカオ司法警察局は8月21日、同月18日に同局本部にマカオのホテル業界関係者およそ50人を招集し、合同ミーティングを開催したと発表。

同局によれば、近年、マカオのホテル及びカジノ施設併設ホテルにおいて不法分子の活動が見受けられることを受け、ホテル業界とのコミュニケーションと協力強化を通じ、手を携えて犯罪を抑止、撲滅したい考えがあり、今回のミーティングを設定したとのこと。現行のホテル業界治安通報メカニズムを改善し、有効な対応策を制定することで、良好な社会治安秩序と観光地としてのイメージを維持し、市民と旅客の生命、財産、安全の保障につなげたいとした。

ミーティングでは、司法警察局員が昨今マカオのホテルで発生した麻薬、売春、違法な貨幣両替に伴う窃盗、強盗といった各種犯罪の状況及び予防策について説明し、ホテル業界に対して犯罪に対する警戒を高めるよう呼びかけたほか、マカオと中国本土における新型コロナの状況が落ち着いたことを受け、往来規制の緩和による中国本土からの観光客が増加に転じると見込まれる中、社会治安情勢の変化に即応すべく、司法警察局とホテル業界の間でホテルのセキュリティ強化に関する話し合いが行われたという。

マカオ司法警察局とホテル業界による合同ミーティング=2020年8月18日(写真:マカオ司法警察局)

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