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マカオの20年7月新規住宅ローン承認額が対前月8割増の約1108億円に…3ヶ月連続上昇、マカオ居民向けが急伸

産業・経済2020/09/11 10:55

 マカオ政府金融管理局が9月11日に公表した今年(2020年)7月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、対前月の新規ローン承認額は住宅不動産向けが3ヶ月連続上昇、商業不動産向けは2ヶ月ぶりに下落に転じた。

 今年7月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から79.8%増の83.3億マカオパタカ(日本円換算:約1108億円)。対前月で3ヶ月連続のプラスに。このうち、マカオ居民(=マカオ居留権保有者)向けが前月から88.5%増となる59.9億マカオパタカ(約797億円)で、全体の71.9%を占めた。非居民向けについても60.7%増の23.4億マカオパタカ(約311億円)に。直近3ヶ月でみると、今年5月から7月の新規住宅ローン貸付承認額の月次平均値は52.3億マカオパタカ(約695億円)で、今年4月から6月との比較で67.4%増。

 また、プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から224.1%増の8.9億マカオパタカ(約118億円)。前年同月比でも189.0%増。

 新規商業物件向けローン貸付承認額は前月から28.6%減となる17.3億マカオパタカ(約230億円)。こちらは対前月で2ヶ月ぶりの下落だった。このうち、マカオ居民向けが40.3%減の14.1億マカオパタカ(約187億円)で、全体の81.9%を占めた。非居民向けについては前月から大幅増となる3.1億マカオパタカ(約41億円)に。直近3ヶ月でみると、5月から7月の月次平均値は19.9億マカオパタカ(約265億円)で、4月から6月との比較で10.0%減。

 今年7月末時点の住宅ローン融資残高は前月から0.1%減、前年同月から2.9%増となる2321.4億マカオパタカ(約3兆0869億円)。マカオ居民が占める割合は94.4%。マカオ居民向けの住宅ローン融資残高は前月から0.4%増、非居民については6.9%減。

 商業物件向けローン融資残高は期内に多くが大口融資が完済されたことを受けて前月から1.1%減、前年同月から3.3%減となる1775.9億マカオパタカ(約2兆3615億円)。マカオ居民が占める割合が93.4%。商業物件ローン融資残高はマカオ居民向けが前月から1.2%減、非居民向けが1.4%増。

 今年7月末締めの住宅ローン延滞率は0.26%で、前月から横ばい、前年同月から0.04ポイント上昇。商業物件向けローン延滞率は0.44%で、前月から横ばい、前年同月から0.15ポイントの上昇だった。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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