マカオ、2020〜21年シーズンの無償インフルエンザ予防接種計画スタート…高リスク者優先、新型コロナとのダブル流行リスク軽減

 マカオ政府衛生局(SSM)は9月24日、同月28日から2020〜21年シーズンの無償インフルエンザ予防接種計画をスタートすると発表。乳幼児や高齢者、学校及び病院関係者ら高リスク者が優先対象となり、流行ピークを迎える前に接種するよう呼びかけた。

 SSMによれば、新シーズン向けに前年並みとなる18万本の4価北半球季節性インフルエンザワクチンを購入したとのこと。目下、マカオでは新型コロナの封じ込めに成功しているものの、海外では依然として流行が続く中、呼吸器系疾病が増える秋冬を前にインフルエンザの予防接種を受けるは、新型コロナとインフルエンザのダブル流行、またダブル感染リスクを軽減するのに有効とした。

 例年、高リスク者への接種に一定のめどがついた後、対象が全市民(マカオ居留権を持つ満6ヶ月以上)に拡大されている。

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

マカオ政府衛生局(写真:GCS)

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