新マカオグランプリ博物館、今年第1四半期内に一部テストオープンへ…既存施設を拡張及び大規模リノベーション

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は2月10日に開催したプレス向け年次報告会の中で、大規模リノベーション及び拡張工事を進めているマカオグランプリ博物館について、今年(2021年)第1四半期内に一部テストオープンを予定していることを明らかにした。

 新施設では、マルティメディアインタラクティブ設備やレース状況表示などを増やし、マカオ政府が推進するスポーツツーリズムとの相乗効果を図りたい意向とのこと。

 マカオグランプリ博物館はマカオグランプリ開催40周年を記念し、1994年にマカオ半島新口岸地区のツーリズムアクティビティセンター内にオープン。2017年7月から大規模リノベーションのため休館中。

 MGTOによれば、新施設の整備にかかる費用は4.48億マカオパタカ(日本円換算:約59億円)という。

 なお、旧マカオグランプリ博物館と同フロアにあったワイン博物館については、コロアン島に移転した上での再オープンを予定している。

旧マカオグランプリ博物館の展示イメージ(資料)-本紙撮影

旧マカオグランプリ博物館の展示イメージ(資料)-本紙撮影

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