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コロナ禍2020年のマカオ経済56.3%縮小…一人あたりGDPは約386万円に

産業・経済2021/03/06 09:52

 マカオ政府統計調査局は3月5日、昨年第4四半期(2020年10〜12月期)及び通期の域内総生産(GDP)を公表。

 昨年第4四半期の実質GDPは前年同時期から45.9%縮小で、8四半期連続マイナス成長に。ただし、マイナス幅は昨年第3四半期のから17.9ポイント縮まった。

 昨年第3四半期と比較して外需に回復が見受けられ、サービス輸出の下落幅は61.0%まで縮まった。内訳は、ゲーミング(カジノ)サービス輸出が70.3%下落、その他ツーリズムサービスが48.9%下落。貨物輸出は245.2%上昇。内需については、投資が前年同時期から11.7%下落、個人消費は10.2%下落、政府最終支出は8.4%増。

 統計調査局では、昨年は新型コロナウイルス感染症の流行が全世界的な経済活動に影響を及ぼし、サービス輸出を主とするマカオ経済も巻き込まれるかたちとなり、総体需要が大幅に下落したと指摘。昨年通期のマカオ経済は実質で56.3%の縮小だった。

 内需は10.3%縮小。このうち民間建設投資が減少したことを受け、固定資本形成総額は15.1%減。一方、新型コロナ防疫態勢下による居民の外出消費及び外遊減、加えて経済の先行きが不透明な中、個人消費は16.3%下落。政府が新型コロナ防疫対策のための装備及び医療物資の購入、隔離検疫用ホテルの借り上げ、経済援助措置を講じたことなどから、政府最終消費支出は11.4%上昇。外需については、世界各地における外遊管制の影響を受け、インバウンド旅客数が85.0%減となったことから、ゲーミングサービス輸出が80.4%下落、その他サービス輸出が73.4%下落で、総体サービス輸出は74.9%下落。貨物輸出は128.9%上昇。

 昨年のマカオのGDPは1944億マカオパタカ(日本円換算:約2兆6314万円)、一人あたりGDPは28万5314マカオパタカ(約386万円)。このほか、GDPデフレーターは前年並みで、第4四半期は2.0%下落。

新型コロナの影響でインバウンド旅客が激減したマカオ。写真は観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡=2020年7月5日本紙撮影

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