香港、4/25の新型コロナ市中感染確認は2人…感染経路不明ゼロ=輸入性4人中1人がN501Y変異株ウイルス

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、4月25日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から3人増の6人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が4人、市中感染が2人。市中感染確認の出現は4日連続だったが、感染経路不明は4日ぶりにゼロ。

 市中感染の2人については、いずれも4月22日に感染確認された幼稚園教諭の家族で、無症状とのこと。

 輸入性4人のうちフィリピンからの入境者1人について、到着後の隔離検疫12日目の検査でN501Y変異株ウイルスに感染していることが確認されたという。残る3人はインドネシアからの入境者。

このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については10人以下とのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は162人で、その約23%を占める市中感染37人のうち感染経路不明は17人。ここまでの累計感染確認数は1万1737人。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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