マカオ、開業間近の新IRグランドリスボアパレスがレストランラインナップ第一弾を発表

 マカオ・コタイ地区でSJMリゾーツ社が開発が進めてきた新IR施設(統合型リゾート)グランドリスボアパレス(澳門上葡京綜合度假村)はまもなく(第3四半期にも)開業予定とされている。

 7月15日、同社は同IRの開業と同時にオープンするレストランラインナップの第一弾として7店を公表した。

 具体的には、かつて同社のマカオ半島の旗艦IRにあたるグランドリスボアマカオで人気を博した伝説的なインターナショナルビュッフェ「ザ・グランド・バフェ」が新リゾートで再オープンするほか、オリエンタル要素を盛り込んだコンテンポラリーポルトガル料理「メーザ」、香港の著名インテリアデザイナー、アラン・チャン氏が設計を手掛けたカントニーズクラシックスタイルのティーハウス「茶樓(チャロウ)」、台湾スタイル火鍋の「無老鍋(ウーラオ)」、120種を超える香港・マカオのローカルフードを味わえるカジュアルなカフェ「GLPカフェ」、24時間営業のチャイニーズ・アジアンヌードル店「八寶荘(エイト・トレジャー)」、各種カクテルや特製エッグタルトを楽しめるバー「GLPロビーラウンジ」となる。

グランドリスボアパレス外観イメージ(写真:SJM Resorts)

 このほか、1年以内にミシュランガイドで星を獲得した国際知名度の高いイタリアン、ミシュランスターシェフによる日本割烹料理、アラン・チャン氏の設計による高級広東料理、正統バイエルン式のビアホールなども続々オープン予定とのこと。

 グランドリスボアパレスは3つのエレガントなホテル棟(グランドリスボアパレス、パラッツォ・ベルサーチ、カール・ラガーフェルド、計1900室)から成り、館内にファンタジーガーデンをテーマとした約7.5万平米のショッピングセンター「ザ・バザー」、イベント・宴会場「グランドパビリオン」、その他各種レジャー・エンター施設などが入るという。

「ザ・グランド・バフェ」内観イメージ(写真:SJM Resorts)

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