マカオほかIR運営メルコリゾーツが2021年4Q業績発表…改善進む

 マカオを中心にアジア、ヨーロッパで統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッドは3月1日、監査前の2021年第4四半期(10〜12月)業績を発表。

 同社の2021年第4四半期の営業損失は1.044億米ドル(約120億円)で、前年同期の1.448億米ドル(約167億円)の営業損失から大幅改善。調整後プロパティEBITDAは76%の大幅増となる9400万米ドル(約108億円)。純損失は1.599億米ドル(約184億円)で、こちらも前年同期の1.997億米ドル(約230億円)の純損失から改善した。非支配株主に帰属する純損失は3000万米ドル(約35億円)、前年同期の非支配株主に帰属する純損失は3510万米ドル(約40億円)で、すべてシティ・オブ・ドリームス(マカオ)、シティ・オブ・ドリームス(マニラ)及びキプロスにおける営業に関連するもの。

 2021年第4四半期の業績発表にあたり、メルコリゾーツのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)は、(マカオ)のゲーミングライセンスの公開入札への参加とマカオの経済多元化促進に全力で取り組んでいくことなどを含むコメントを発出した。

メルコリゾーツ&エンターテインメント社の旗艦IR施設「シティ・オブ・ドリームス マカオ」(資料)

メルコリゾーツ&エンターテインメント社の旗艦IR施設「シティ・オブ・ドリームス マカオ」(資料)

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