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マカオ、2022年4月のカジノ売上は対前年68.1%減の約429億円…年初来最低、1〜4月累計は36.2%減

カジノ2022/05/01 13:50

 マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は5月1日、今年(2022年)4月のマカオの月次カジノ売上(Gross Gaming Revenue=GGR)について、前年同月から68.1%減、前月からも27.1%減となる26.77億パタカ(日本円換算:約429億円)だったとする最新統計を公表。

 前年同月比、前月比とも2ヶ月連続のマイナスに。年初来最低を2ヶ月連続更新し、2020年9月以降で最低となった。

 すでに中国本土とマカオの間では条件付きで隔離検疫免除での相互往来が再開されているが、このところマカオに隣接する広東省を含む中国各地で再流行が深刻化したことを受けて水際措置の再強化が図られるなどした結果、インバウンド旅客数も低迷を余儀なくされ、カジノ売上に影響が及んだものとみられる。

 4月の営業日は30日間で、3月より1日間短い。今年4月の1営業日あたりの平均売上は前月から約24%の減少となる0.89億パタカ(約14.3億円)にとどまった。新型コロナの影響が生じて以降の推移については、2020年第2四半期の0.23億〜0.56億パタカ(約3.7億〜9.0億円)が底で、2021年5月にかけて回復が進み、その後は水際措置の調整と連動してアップダウンを繰り返している。

 今年1〜4月累計のカジノ売上は前年同時期から36.2%減の204.52億パタカ(約3279億円)。変動率は前月時点から11.4ポイント下落(悪化)。

 マカオ政府の2022年度財政予算における当初カジノ売上見込みは1300億パタカ(約2兆0845億円)で、4月終了時点の進捗率は15.7%。なお、前年も同額の見込みだったが、大幅未達(66.8%)だった。

ゲスト及び従業員のマスク着用やカジノ用品の消毒強化といった防疫対策を講じた上で営業を続けているマカオのカジノ施設(資料)=2020年3月(写真:GCS)

【資料1】2022年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:63.44億パタカ=約1017億円(20.9%減)
・2月:77.59億パタカ=約1244億円(6.1%増)
・3月:36.72億パタカ=約589億円(55.8%減)
・4月:26.77億パタカ=約429億円(68.1%減)
>1〜4月累計:204.52億パタカ=約3279億円(36.2%減)

【資料2】2013年〜2021年のマカオの年間カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・2013年:3607.49億パタカ=約5兆7846億円(18.6%増)*ピーク時
・2014年:3515.21億パタカ=約5兆6366億円(2.6%減)
・2015年:2308.40億パタカ=約3兆7015億円(34.3%減)
・2016年:2232.10億パタカ=約3兆5791億円(3.3%減)
・2017年:2657.43億パタカ=約4兆2612億円(19.1%増)
・2018年:3028.46億パタカ=約4兆8561億円(14.0%増)
・2019年:2924.55億パタカ=約4兆6895億円(3.4%減)
・2020年:604.41億パタカ=約9692億円(79.3%減)
・2021年:868.63億パタカ=約1兆3928億円(43.7%増)

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