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香港の新型コロナ新規感染確認者数は6260人…状況好転、防疫措置一層緩和も=9/19

珠江デルタ2022/09/19 19:11

 人口約730万人の香港では、昨年(2021年)12月末から新型コロナウイルス感染症の流行「第5波」が続く。

 香港衛生当局が9月19日夕方の会見で発表した内容によれば、同日午前0時時点集計の単日の新規市中感染確認数は前日から1104人減の6086人、輸入性は42人増の174人だった。

 市中と輸入性の合計は前日から1062人減の6260人で、10日連続1万人以下を維持。第5波開始以来の累計感染確認数は約170.1万人。

 輸入性の発見に至った場所・タイミングは空港到着時が95人、隔離検疫期間中(入境後3日間)が47人、入境後4〜7日目が25人。

 新規死亡報告数は10人で、年齢は55〜93歳。このうち7人が3回目のワクチン接種を受けていなかった。第5波開始以来の累計死亡者数は9688人に。

 直近の公立病院の入院患者数(新型コロナ感染者)は2647人で、このうち新規の入院患者が233人。容体は危篤が56人、深刻が59人などとのこと。

 当局は、流行状況は徐々に好転している状況とし、飲食店に関する防疫措置を緩和する可能性を示唆した。また、近日は入院者数、病床使用量も減少傾向となっており、状況に応じて非緊急性サービスの再開も視野に入ってきているという。入境時の隔離検疫についても、現状3日間まで短縮されているが、これをゼロにするよう求める声がビジネス界を中心に上がっており、当局としても一層の短縮について検討を進めている模様。

 香港では2月から3月にかけて、オミクロン変異株派生型のBA.2(いわゆる「ステルスオミクロン」)による伝播が主となり、市中における新規感染確認数が急増し、医療崩壊に直面するなど深刻な状況となった。3月下旬以降は緩やかな減少が続いたが、長く単日200〜300人程度でこう着状態を維持した後、6月中旬からは主流株のオミクロンBA.5への置き換わりが進んだことで、目立ったリバウンドが出現している。2〜3月にかけてのピーク後には、水際措置及びソーシャルディスタンス措置の段階的緩和があった。リバウンドの出現を受けて、ソーシャルディスタンス措置については追加緩和の見合わせが続いたが、中秋節連休明けに目立ったリバウンドが出現せず、減少傾向を維持する中、再び緩和ムードが盛り上がりをみせている。

 新規市中感染例に占める変異株の割合について、最新データではBA.5が77.6%、BA.4が6.48%%、BA.2.12.1が2.7%、BA.2.2が13.2%とのこと。

 9月19日時点の香港の3歳以上の人口におけるワクチン接種率は93.9%(1回目の接種完了)、91.5%(2回目の接種完了)、76.5%(3回目の接種完了)となっている。接種率は昨年後半にかけて伸び悩んでいたが、流行第5波の深刻化やワクチンパス制度の導入を受け、年初にかけて一気に上昇。ただし、一旦状況が落ち着き、こう着状態となって以降は再び頭打ち状態に。19日単日の接種回数(1〜4回目の接種合計)は2万5259回で、7日移動平均は2万9408回。年齢層別の接種率(1回目の接種完了)では、3歳以下(15.8%)、3〜11歳(83.4%)、70〜79歳(82.91%)、80歳以上(70.96%)が大きく平均を下回っており、高齢者に対する訪問接種サービスを展開するなどの接種率向上策が講じられている。

香港国際空港(資料)-本紙撮影

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