成田発マカオ行き直行便利用者のPCR検査証明書不備が頻発…マカオ航空が注意呼びかけ

 今年(2022年)10月、マカオ航空が約2年ぶりに成田〜マカオの直行旅客便の運航を再開したことで、年末年始にかけて数年ぶりに日本で休暇を過ごしたり、海外から成田経由でマカオに帰るといった人達の利用が見込まれているという。

 行き先がマカオであるかどうかにかかわらず、近々ひさしぶりに国際線のフライトを利用する予定という方もいらっしゃるだろう。コロナ前と比較して、渡航にあたって書類の準備が必要となる行き先も多くなっており、注意が必要だ。

 海外からマカオへ入境する場合、出発地の空港の航空会社カウンターで搭乗手続きを行う際に、有効期限内のPCR検査証明書、入境後に宿泊する政府指定の医学観察(隔離検疫)ホテルの予約確認書など、マカオ政府が求める必要書類を提示しなくてはならず、ひとつでも不備があれば、予約したフライトにご搭乗できないこともあり得る。

 マカオ航空日本支社によれば、中でもPCR検査証明書について、マカオ政府の指定する方法以外で検査したため、成田空港で急きょ再検査を依頼するケースが頻発しているとのこと。これまでのところ、出発時間までに再検査の結果を得て無事に搭乗できたとそうだが、事前に要件をクリアする書類を揃えておくに越したことはない。

 マカオ航空日本支社では、マカオの防疫措置はマカオ政府公式ウェブサイトで随時アップデートされており、マカオ航空利用時には必ず事前確認をお願いしたく、同社のコールセンター(06-6263-5383)やEメール(info@airmacau.jp)でも問い合わせを受けているとした。

 また、マカオから日本への入国(帰国)時も有効なワクチン接種証明書を保持していない
すべての入国者(日本人を含む)は、出国前72時間以内に検査を受け、医療機関等により発行された陰性の検査証明書を入国時に、検疫所へ提示しなければならず、合わせて注意が必要となる。

成田国際空港に駐機するマカオ航空エアバスA320型機=2022年11月3日、(写真:マカオ航空日本支社)

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