マカオ航空の関西路線が2年8ヶ月ぶり運航再開…4月16日からは週4便体制に

 マカオ航空はコロナウイルス感染拡大の影響により2020年8月から運休していた関西〜マカオ路線の運航を約2年8ヶ月ぶりに再開した。

 マカオ航空日本支社によれば、運行再開初便となった2023年3月20日には関西地区への渡航を待ちわびた、およそ100人もの旅行客がマカオから到着し、到着ロビーは笑顔で溢れていたとのこと。また、折り返しの便にも旅行や業務渡航の日本人客や、マカオへ帰郷するマカオ人客など、多くの旅客が搭乗しマカオへ出発したという。

関西国際空港の搭乗ゲートで搭乗者へのメッセージが書かれた横断幕を掲げるマカオ航空のスタッフら=2023年3月20日(写真:マカオ航空日本支社)

 なお、マカオ航空は夏期スケジュール(2023年3月26日~10月28日)より関西路線を週3便にて運航すると発表していたが、4月16日からは1便を追加し週4便での運航とすることを決定。今回の増便決定により、成田路線と関西路線をあわせて、マカオ〜日本間を毎日運航することになる。

 成田・関西両路線の運航スケジュールは写真の通り。使用機材はどちらの路線もA320型(ビジネスクラス8席、ジョイフル・エコノミークラス8席、エコノミークラス138席)とのこと。

マカオ航空成田・関西両路線の運航スケジュール(図版:マカオ航空日本支社)


※発着時間はすべて現地時間にて表記。
※運航スケジュールは予告なく変更されることがあり、最新の運航スケジュールはマカオ航空ウェブサイトにて確認できるとのこと。
※マカオへの入境規則や検疫等、最新の渡航条件については、マカオ政府が発表する情報を随時確認しておく必要がある。

 マカオ航空では、今後の各国政府の水際対策の変化やそれに伴う需要拡大を見据えて更なる増便を早期に実現できるよう引き続き関係各所と連携していく意向としている。

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月18日、今年第1四半期(2024年1〜3月)のマカオのツーリズ…
  2.  マカオ政府経済・科技発展局は4月17日、昨年第4四半期(2023年10〜12月期)の工業輸出状況…
  3.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  4.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月18日、今年(2024…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は4月17日夜、マカオで今年(2024年)4人目となる在郷軍人病(退役…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun