マカオ航空の成田路線が増便&就航13周年迎える

 マカオ航空は昨年(2022年)10月に日本路線の運航を再開して以来、マカオと成田間を週一便にて運航してきたが、夏期スケジュール(2023年3月26日~10月28日)より同路線を増便して週4便での運航とすることを発表していた。

 マカオ航空日本支社によれば、「週4便での運航を開始した今週も東京での桜の開花宣言を待ちわびたたくさんの旅行客がマカオから到着した」とし、「日本からマカオへ渡航する旅行客はまだ少ない状況だが、出張や駐在のためマカオへ渡航する日本人客は日毎に増えてきている」とのこと。増便初フライトへの搭乗に対する同社からの感謝の気持ちとして、2023年3月26日の搭乗客には記念品が贈呈されたという。

 また、増便開始2日後の3月28日にはマカオ航空の成田路線が就航13周年を迎えた。同路線にて成田出発便に搭載される機内食の委託会社より祝賀デコレーションケーキが届き、パイロット、キャビンアテンドなどの乗務員や地上スタッフとともに囲み、今後のサービス拡大に向けての思いを新たにしたとのこと。

 マカオ航空は今後の各国政府の水際対策の変化やそれに伴う需要拡大を見据えて更なる増便を早期に実現できるよう引き続き関係各所と連携していく意向を示している。

マカオ航空成田路線就航13周年を祝うケーキを囲む同社スタッフら=2023年3月28日(写真:マカオ航空日本支社)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月18日、今年第1四半期(2024年1〜3月)のマカオのツーリズ…
  3.  マカオ政府経済・科技発展局は4月17日、昨年第4四半期(2023年10〜12月期)の工業輸出状況…
  4.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  5.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月18日、今年(2024…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun