失業率1.9%維持―今年7月-9月就業調査

マカオ政府統計調査局は10月28日、今年(2013年)7月-9月の就業調査結果を発表。失業率は前回調査(2013年6-8月)と同水準で、引き続き歴史的最良水準を維持。就業不足率は前回調査と同水準の0.6%だった。

同時期の労働人口は37.1万人、労働力参加率は73.1%。そのうち総就業人数は36.4万人で、前回調査と比較して2,600人の増。業界別では前月に引き続き建築業従事者数が増加しており、9.9%増の3.8万人となっている。

失業人口は6,900人で前回調査から300人減。初めての職探しをする新増労働力に占める失業人口は15.0%で、1.4ポイント上昇。

今年第3季の失業率は1.9%、マカオ市民の失業率は2.5%で、それぞれ直前期から0.1、0.2ポイント上昇。新卒学生が労働市場に流入する時期だったことから、労働人口は同7,300人の増加となった。そのうち就職数が6,800人、失業数が500人。

この他、第3季の就業人口平均月額給与(中位数)は12,000パタカで、直前期から変わらず。就業マカオ市民の場合は1,000パタカ増の15,000パタカ。

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