マカオの発展に高い評価―李克強首相

2013年のマカオ特別行政区の活動報告(述職)のため12月16日から北京を訪れているマカオ特別行政区の崔世安行政長官は17日、中国国務院李克強総理と会談を行った。

12月18日付地元有力紙「澳門日報」などが伝えた。李総理はこの一年のマカオが安定した経済発展、民生の改善、各種事業の推進などの成功を収めたことに興奮していると評価。中でも、秋に開催された中国・ポルトガル語諸国経済貿易フォーラム(マカオ)部長級会議の成功を挙げた。中央政府としてもマカオの発展に利する改革開放路線を進めていきたいとしている。

なお、李総理は当初中国・ポルトガル語諸国経済貿易フォーラム(マカオ)部長級会議に出席する予定だったが、黒竜江省で発生した洪水による被災地訪問に予定変更を行った。今後機会があればぜひマカオを視察したいとの意向をあらためて示した。

崔行政長官は18日に習近平国家主席へ述職を行った後、観光局及び外交部を訪れ、来年マカオで開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)観光部長級会議の準備会合に出席し、19日にマカオへ戻る予定。

李克強総理へ述職を行う崔行政長官(行政長官辦公室)

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