14年第2季カジノ売上、第1季比11%減

マカオ政府博彩監察協調局は7月17日、今年(2014年)第2季のカジノ売上が第1季比11%元となる909億パタカ(日本円換算:約1兆1,524億円)だったと発表。このうち、VIPバカラが16%減となった。上半期トータルのカジノ売上は1,930億パタカ(約2兆4,468億円)となり、昨年同時期と比較して12.6%増。

中国本土経済の減速、VIPクラブの資金流動性の不足、6月中旬以降のW杯などの複合要因により、VIPクラブの売上がマイナス成長となったことが、第2季のカジノ売上に影響を及ぼしたとみられる。

第2季のVIPバカラによる売上は546.6億パタカ(約6,930億円)で、第1季の650.6億パタカ(約8,248億円)と比較して約16%の下落。マスゲーミング売上は同2.4%減の362.4億パタカ(約4,594億円)だった。

また、第2季のゲーミングテーブル数は同10台増の5,710台、スロット機は337台減の12,895台だった。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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