美少女にナンパ断られ逆上、刃物で恐喝の男を逮捕—マカオ

マカオを訪れていた中国・四川省出身の40歳の男が新口岸地区のレストランで食事をしていた際、店に居合わせた18歳の同・内蒙古自治区出身の美少女に一目惚れしてナンパをするも断られ、その後、女性の宿泊するホテル客室まで追跡し、今度は性行為を要求するも再度拒絶されたことに逆上し、刃物を使って恐喝するなどの凶行に至ったという。

9月18日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。男は女性の部屋に押し入り、力づくで女性の衣服をはぎ取った後、刃渡り10センチメートルの果物ナイフを見せながら、手持ちの金品及び20万人民元(日本円換算:約353万円)を要求。これに応じなければ命はないなどと少女を恐喝したという。

この際、たまたま客室フロアの巡回をしていたホテルの警備員が客室内から争うような大きな音がするのに気付いて対応を行い、すぐに暴力行為を止めさせ、女性を救出することに成功。その後、通報で駆けつけた警察に男の身柄を引き渡した。男は脅迫、武器使用禁止、恐喝の疑いで送検済み。

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は4月18日、架空の詐欺被害をでっち上げたとしてマカオを訪れていた中国人(中国本…
  2.  マカオ政府衛生局は4月19日夜、「人食いバクテリア」と呼ばれる細菌のひとつ、ビブリオ・バルニフィ…
  3.  マカオ政府統計調査局は4月19日、今年(2024年)2月の飲食業と小売業に関する景気調査結果を公…
  4.  4月19日付のマカオ特別政府区公報に「不動産需要管理に関する税制措置の撤廃」法が掲載され、翌日(…
  5.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun