2014マカオGP 安全祈願祭と開幕式典を開催、本番間近

マカオの年に一度のモータースポーツの祭典、マカオグランプリのシーズンが到来。今年(2014年)の「サンシティグループ第61回マカオグランプリ」は11月13〜16日まで4日間の日程となる。

マカオグランプリはマカオ半島市街地の公道を使用した「ギア・サーキット」を舞台に、メインレースとなるF3グランプリのほか、世界ツーリングカー選手権、モーターサイクルグランプリなどの複数レースが同時開催される。

11月8日、あいにく小雨が降る中、安全祈願祭と開幕式が相次いで行われた。マカオグランプリ委員会のジョアン・マヌエル・コシュタ・アントゥネシュ(安棟樑)コーディネーターによると、サーキットの基礎インフラ及び再舗装工事などはすでに完了しており、明日(8日)インスペクションを実施するとのこと。各レースに参加する車輌、ドライバー、スタッフも続々とマカオ入りしており、FIA(国際自動車連盟)の代表者は開幕前日の12日の到着予定。

グランプリ委員会では、8日、9日の2日間、塔石広場ではマカオGTカップに出場するレーシングカー、市内中心部のホテルシントラ正面にある友誼広場ではモーターサイクルグランプリに出場するバイクの実車を展示する市民、観光客に向けたプロモーションイベントを実施する。

ここ数日、雨模様が続くマカオだが、予報によると、9日から天気が回復し、グランプリ本番も概ね好天に恵まれるだろうとのこと。

グランプリビル前で行われた安全祈願祭=11月8日(写真提供:GCS)

グランプリビル前で行われた安全祈願祭=11月8日(写真提供:GCS)

 

塔石広場で開催された「サンシティグループ第61回マカオグランプリ」開幕式典=11月8日(写真提供:GCS)

塔石広場で開催された「サンシティグループ第61回マカオグランプリ」開幕式典=11月8日(写真提供:GCS)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月18日、今年第1四半期(2024年1〜3月)のマカオのツーリズ…
  3.  マカオ政府経済・科技発展局は4月17日、昨年第4四半期(2023年10〜12月期)の工業輸出状況…
  4.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  5.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月18日、今年(2024…

ピックアップ記事

  1.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun