セントレジスマカオ開幕、同ブランドで世界最大の400室規模=伝統カクテル「ブラッディーマリー」ご当地版も
(2015/12/18 20:15 配信)
12月18日午後、マカオ・コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)サンズコタイセントラルで新ホテル、セントレジスマカオの開幕セレモニーが開催された。
セントレジスは110年の歴史を持つホテルブランドで、シェラトン、W、ウェスティン、ル・メリディアンなどのブランドを有する国際ホテルチェーン、米スターウッド・ホテル&リゾートの最高峰に位置付けられる。セントレジスブランドのマカオ進出は今回が初めてで、全世界における展開施設数は36軒となった。
セントレジスマカオは38階建の高層タワー型ホテルで、スイートを含むゲストルームの総数は400室と同ブランドの中で世界最大規模となる。ゲストルームの面積は53〜477平米で、大半の客室からIRが建ち並ぶコタイ地区の中心を貫くメインストリート、コタイ・ストリップを望むことができるとのこと。
セントレジスにまつわる物語といえば、1934年にセントレジスニューヨークの「キングコールバー」のバーテンダーだったフェルナン・プティオ氏が生み出し、レシピを完成させたというウォッカとトマトジュースを使ったカクテル「ブラッディーマリー」が有名だ。セントレジスマカオのバーでは、大航海時代にポルトガルからマカオに伝わったピンクペッパーやシナモンを使ったマカオご当地版が提供されるという。

セントレジスマカオ開幕セレモニー。写真中央がフェルナンド・チュイ(崔世安)マカオ行政長官、その右隣がラスベガスサンズグループのシェルドン・アデルソン会長=12月18日(写真:GCS)

セントレジスマカオ館内イメージ(写真:St. Regis Macao)

セントレジスマカオのゲストルーム(コタイデラックスキングルーム)イメージ(写真:St. Regis Macao)
産業・経済
-
マカオ、2020年1月のホテル客室稼働率は40.3%…前月から12.8pt下落
(03/02 08:43 配信)
-
マカオの21年2月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数・平均平米単価とも下落
(03/01 16:41 配信)
-
マカオの2020年通期のMICE開催件数76%減…新型コロナの影響深刻
(02/26 20:23 配信)
-
マカオ、2021年1月の対外商品貿易統計公表…輸入総額対前年28.5%上昇=携帯電話、ハンドバッグ・財布、腕時計が大幅増
(02/26 18:04 配信)
-
マカオ、2020年通期の小売業販売額は対前年41.5%減…コロナ禍インバウンド旅客減影響、中国本土との往来制限緩和で3Q以降回復
(02/26 17:12 配信)
最新ニュースヘッドライン