巨大アヒル「ラバーダック」がマカオへ=4月末から1ヶ月間展示予定

オランダの芸術家、フロレンティン・ホフマン氏が制作したアヒルのおもちゃを巨大化した「ラバーダック(漢字表記:黄色小鴨)」と呼ばれるパブリックアート作品が今年(2016年)4月末にもマカオで展示される予定という。

ラバーダックは2007年から世界各地で展示されており、各地で話題を集めるイベントとなっている。マカオの日刊紙澳門日報が1月9日付紙面で報じた記事によると、非営利団体の澳門文化創意芸術協会が2014年末から誘致計画を進めてきたものという。同協会では、今年4月29日からおよそ1ヶ月間、マカオ科学館と観音像の間の会場で展示を予定しているといい、関係諸機関への申請も済ませたとのこと。なお、昨今の経済低迷を受け、スポンサー獲得に苦戦しており、当初計画通りのスケジュールで実施できるよう資金集めに奔走しているという。

マカオ・荷蘭園大馬路に掲出された「ラバーダック」イベント展示の告知パネル(資料)—本紙撮影

マカオ・荷蘭園大馬路に掲出された「ラバーダック」イベント展示の告知パネル(資料)—本紙撮影

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