マカオ、18年1月のカジノ税収14.1%増の約1091億円…歳入の8割占める

マカオ政府財政局が2月28日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2018年)1月の歳入は前年の同じ時期から12.4%増の102億5960万パタカ(日本円換算:約1351億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は9.7%となった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は14.1%増の82億8220万パタカ(約1091億円)で、予算執行率は10.1%。歳入に占めるゲーミング税の割合は80.7%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、以降、今年2月まで19ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

歳出は160.3%増の68億0800万パタカ(約896億円)で、予算執行率は6.9%。

財政収支は47.0%減の34億5160万パタカ(約454億円)で、予算執行率は49.9%に達している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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