マカオの銀行が香港航空を提訴…2000万米ドルの融資が期限通り返済されず

マカオの澳門國際銀行(バンコ・ルーゾ・インテルナシオナル)が2000万米ドル(日本円換算:約22億円)に上る融資の返済を求め、香港高等裁判所へ香港航空を提訴したという。

マカオの政府系放送局「TDM」のラジオニュースが1月31日夜のニュースで報じた訴状の内容によれば、マカオ国際銀行が香港航空に対して2017年12月に返済期間1年で融資した2000万香港ドルについて、2018年末時点での返済額が26万米ドル(約2830万円)にとどまり、再三の督促にも関わらず返済が滞っいることから提訴に踏み切ったとのこと。

香港航空は香港国際空港を本拠地とする航空会社で、路線ネットワークは東アジアが中心。地方都市を含む日本の多くの都市との間に直行定期便を就航している。

香港国際空港に駐機中の香港航空機(資料)—本紙撮影

香港国際空港に駐機中の香港航空機(資料)—本紙撮影

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