マカオの通信3社、中国本土ローミング通話費値下げ

マカオ政府電信管理局は24日、同局のサポートの下、マカオで携帯電話サービスを提供する澳門電訊(CTM)、和記電話(3)、数碼通流動通訊(SmarTone)の通信キャリア3社について、中国本土におけるローミング通話費の値下げを25日から実施すると発表。

対象となるのは、上記3社で月額プランを契約するユーザー。値下げ幅はプランにより異なるが、11%から24%という。なお、データ通信については対象にならないため注意が必要だ。

電信管理局によると、マカオと中国本土の間でビジネス、旅行、文化的交流が深まる中、携帯電話サービスの利便性向上が急務となっているが、現状のローミング費用が割高のため、通信各社と共同で価格調整を決定したという。同局では今後も市民に対し合理的な価格で携帯電話サービスを提供できるよう努めたいとの意向を示している。

マカオの携帯電話サービス(写真はイメージ)—本紙撮影

マカオの携帯電話サービス(写真はイメージ)—本紙撮影

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