サンズマカオが開業15周年でタクシードライバーへ特製弁当無償配布する恒例イベント開催…マカオ初の本格ラスベガス型IR

マカオ半島新口岸地区にあるカジノホテル「サンズマカオ」が5月18日に開業15周年を迎えたのを記念して200セットの特製弁当を用意し、タクシードライバーに無償配布した。

サンズマカオによれば、タクシードライバーへの弁当配布は2004年の開業以来、毎年恒例で実施しているとのこと。市民や観光客を運んでくれるタクシードライバーの存在があってこそ施設の成功があるとの考えに基づき、日々の貢献に対する感謝の意を表し、慰労するのが目的という。

気になる弁当の中身はといえば、松茸、沙参、巻貝入り豚骨ダブルボイルスープ、えびとえんどう豆のXO醤炒め、ホタテの貝柱とブロッコリーの中華あんかけ、生姜を添えた油鶏飯、桃饅頭、リンゴがセットとになった豪華な内容で、サンズマカオのシェフらが手がけた。

サンズマカオはマカオ政府とコンセッション(カジノ経営権契約)を結ぶ6陣営の一角にあたるサンズチャイナ社が運営。マカオ半島新口岸地区の外港フェリーターミナルに近い好立地にマカオにとって初めてとなる本格ラスベガス型IRとして2004年5月18日にオープンした。今月16日夜には開業15周年セレモニーが盛大に開催された。

サンズマカオ開業15周年を記念して実施されたタクシードライバーへの弁当無償配布=2019年5月18日(写真:Sands Macao)

サンズマカオ開業15周年を記念して実施されたタクシードライバーへの弁当無償配布=2019年5月18日(写真:Sands Macao)


タクシードライバーに配布された弁当のイメージ(写真:Sands Macao)

タクシードライバーに配布された弁当のイメージ(写真:Sands Macao)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局は4月23日夜、マカオで「人食いバクテリア」と呼ばれる細菌のひとつ、ビブリオ・バ…
  2.  このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支資料によれば、今年(2024年)1〜3月累計の歳…
  3.  今年(2024年)6月23日から7月3日にかけて、マカオでISF(国際学校スポーツ連盟)「ワール…
  4.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)グランドリスボアパレス(上葡京)で4月22日、世界…
  5.  マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社は4月22日、マカオ特別行政区の成立25周…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun