マカオ航空が成田線に続き関西線もダブルデイリー化…12月18日から

マカオのフラッグシップキャリア的存在で、マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空(NX)。現在、マカオと日本(成田=1日2往復、関西=1日1往復、福岡=週4往復)を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社となっている。

このほどマカオ航空大阪支社が旅行代理店向けに発出した資料で、今年(2019年)7月1日の成田線に続き、今年12月18日から関西線についてもダブルデイリー化するが明らかとなった。現行便は関西発が13時45分、マカオ発が8時15分となっており、増発便は関西発が20時20分、マカオ発が14時50分となる予定。日本からの旅客からすると、現行便と増便の組み合わせによって、マカオ滞在時間を長く確保することができるようになる。なお、使用機材については現行便がエアバスA321、増便分が同A320とした。

このほか、マカオ航空の関係者によれば、現行週4往復(月・水・金・日曜日)の福岡線についてもデイリー(1日1往復)化、札幌(新千歳)線の開設も計画しているとのこと。

増便や新路線への就航により、日本とマカオの間の相互往来が活発化すると期待される。

【資料】
マカオ航空(NX)関西(KIX)〜マカオ(MFM)運航スケジュール
<現行便>
NX855 KIX 13:45発 MFM 17:05着
NX856 MFM 08:15発 KIX 12:45着
<2019年12月18日からの増便分>
NX851 KIX 20:20発 MFM 23:50着
NX852 MFM 14:50発 KIX 19:20着
※発着時間は全て現地時間
※関係当局の許可取得が条件
※運航スケジュール及び使用機材は予告なしに変更となる可能性有り

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

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