マカオの公共路線バス42路線、旧暦大晦日に終発繰り下げへ

 マカオ政府交通事務局(DSAT)は1月22日、旧暦の大晦日(1月24日)の深夜から春節(旧正月)の未明にかけて多くの市民や観光客の外出が見込まれるため、公共路線バスの終発時刻の繰り下げや深夜バス2路線の増発を行うと発表。

 同局によれば、公共路線バス42路線で、最終バスの始発バス停の出発時刻を25日午前1時に繰り下げるほか、終夜運転している深夜バスのうち、N3系統について通常より大型の車両を投入するとのこと。

 詳しい情報は、マカオ政府交通事務局(DSAT)公式ウェブサイト内のバス情報ページ(http://www.dsat.gov.mo/bus)で確認することができる。

 マカオの面積は東京の山手線の内側のおよそ半分にあたる約32平方キロ、人口は約67万人という小さな地域だが、年間インバウンド旅客数はおよそ3940万人という規模。公共バスの路線数は深夜バスも含めて80以上あり、網の目のような路線ネットワークが形成されている。

マカオ半島北部にある關閘バスターミナルのイメージ(写真:DSAT)

マカオ半島北部にある關閘バスターミナルのイメージ(写真:DSAT)

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