マカオ、9月のインバウンド旅客数44.9万人に…対前年83.8%減も対前月では97.7%増=中国本土からの入境制限緩和で復調

(2020/10/23 19:23 配信)

産業・経済

 マカオ政府統計調査局は10月23日、今年(2020年)9月及び1〜9月累計の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 9月のインバウンド旅客数は前年同月から83.8%減、前月から99.7%増の44万9085人(延べ、以下同)だった。対前月では5ヶ月連続のプラス。

 9月のインバウンド旅客のうち国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、全体の91.8%を占める41万2451人、前年同月比では78.6%減。個人旅行客は9万0100人で、広東省からの割合が91.5%に上った。香港と台湾からの旅客はそれぞれ3万3315人、3515人だった。入境ルート別では、陸路が43万9446人、海路が5260人、空路が4379人。

 中国本土旅客がけん引するかたちでインバウンド旅客数が復調傾向にある背景として、マカオと中国本土における流行状況が落ち着いてきたことを受け、7月15日から両地の間で水際対策が一部緩和(新型コロナウイルス核酸検査の陰性証明書の提示などの条件付きで14日間の隔離検疫を免除)された上、中国広東省珠海市居民及び広東省居民を対象にしたビザに相当するマカオ渡航許可(個人・団体観光旅行)の申請受付がそれぞれ8月12日、26日から再開、9月23日から中国本土全域に拡大したことが挙げられる。これと並行してマカオと中国各地を結ぶ海路、空路の交通アクセスも元に戻りつつある。

マカオの著名観光スポットのひとつ、世界遺産・セナド広場の様子(資料)=2020年10月6日本紙撮影

 香港、台湾居民については、直近14日以内の滞在地、渡航歴によって分類され、入境禁止、14日間の政府指定のホテルにおける隔離検疫(費用は自己負担)、新型コロナウイルス拡散検査陰性証明書の提示を求めるなどの対応。外国人(マカオ就労ビザ保有者を含む)については原則入境禁止が維持されている。

 今年1〜9月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から86.7%減の401万9104人。このうち中国本土旅客が全体の75.1%を占める301万9362人、次いで香港旅客の71万5292人、台湾旅客の8万9276人の順で、いずれも8割超の減少。

 参考までに、昨年通期のインバウンド旅客数は前年から10.1%増の3940万6181人に上り、3年連続で過去最多を更新。中国本土旅客が占める割合は約7割だった。

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