香港、12/2単日の新型コロナ新規感染確認数が3日ぶり3ケタに…感染経路不明15人含む103人

 香港では、新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」を迎えている。

 香港政府は12月2日夕方、同日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数が103人だったと発表。3ケタとなるのは3日ぶりのこと。内訳は市中感染が97人、輸入性が6人。市中感染のうち感染経路不明は15人。また、障がい者施設の入所者39人、住宅建設現場の作業員16人の集団感染(クラスター)が確認された。大規模クラスターとなっているダンスクラブ絡みでは新たに13人の感染が確認され、合計560人に。香港における累計感染確認数は6499人、死者は2日に1人増えて110人に。このほか、陽性予備群は70人超いるという。

 陽性予備群のうち1人が11月24日に養和醫院で透析を受けた際、後に感染が確認された人の隣だったことが判明。香港当局では、院内クラスターの可能性があるものとみて、同じ日に透析を受けた患者2人と医療関係者の追跡調査を行なっているとした。さらに、陽性予備群の中には聯合醫院の患者2人、佛教醫院の看護士1人も含まれるとのこと。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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