マカオ国際空港旅客ターミナルビル南側拡張工事、2021年末完成予定…年間旅客輸送量キャパシティ1000万人まで増強

(2020/12/25 11:00 配信)

産業・経済

 マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは12月23日、同月16日に同社の幹部らが旅客ターミナルビル南側拡張工事の進捗状況などを視察したと発表。

 マカオ国際空港旅客ターミナルビル南側拡張工事は今年(2020年)3月11日に着工。同社によれば、施工業者から今回の視察時点において3割超の進捗度と報告を受けたとのこと。完成予定は来年(2021年)末とした。

 拡張部の延床面積は約1万8000平米、ボーディングブリッジを3本を新設(既存のものを含めて計8本体制)し、運用開始後の年間旅客輸送量キャパシティは現状の延べ780万人から約延べ1000万人まで増強できるという。

 マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。昨年の年間旅客数は対前年16%増の延べ960万人超に達した。年間旅客数が前年を上回るのは2012年以来8年連続、開港以来最多記録の更新は2015年から5年連続のこと。

 ただし、今年1月後半以降、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、多くの路線が運休を余儀なくされており、旅客数は大幅に減少している状況。年初に発表した年間旅客数見込みの1035万人の達成は困難とみられるが、将来的に需要は回復するとの見込みで、隣接する海の玄関口、タイパフェリーターミナルと連動した第2旅客ターミナルの開発計画も進められている。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル南側拡張部の工事現場の様子=2020年12月16日(写真:CAM)

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