マカオ国際空港、2020年の旅客数が対前年88%減の117万人に…新型コロナの影響甚大=貨物輸送量は21%減

(2021/01/18 08:48 配信)

産業・経済

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行に伴う水際対策強化や旅行需要の減退によって、マカオの空の玄関口となるマカオ国際空港を発着する旅客便は昨年(2020年)2月以降、大幅な減便及び運休を余儀なくされている。

 このほど同空港を運営するCAMが公表した資料によれば、昨年通期(2020年1〜12月)の旅客数は前年同時期から87.8%減の117.3万人(延べ、以下同)にとどまった。

 昨年通期の旅客数のうち74%は1月のもの。つまり、コロナ前だ。以降、旅客数は激減し、4月は957人、5月は929人に。その後、マカオ及び中国本土における状況が安定したことを受けて、9月下旬には中国本土旅客に対する観光ビザにあたる訪マカオ許可の申請が再開となった。9月は1.38万人、10月は6.29万人、11月は6.38万人、12月は8.2万人と復調傾向が続いているものの、12月でも前年の1割弱にとどまっている。

 昨年通期の貨物輸送量は前年から21%減の3.33万トン。12月単月では前年同月水準まで復調している。

 マカオでは中国本土との往来制限の緩和は進んだものの、依然として厳格な水際措置が維持されており、外国人の入境禁止は維持されたまま。マカオ国際空港におけるトランジットサービスも中断が続いている。新型コロナの世界的流行が長期化する中、マカオ国際空港の旅客数も今後しばらくの間は低迷が続くと予想される。

 マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。一昨年(2019年)の年間旅客数は961万1427人で、2012年から8年連続の伸長、開港以来最多記録を2015年から5年連続の更新していた。

 なお、マカオ国際空港ではコロナ禍にあっても将来的な需要拡大を見越した旅客ターミナルビルの増床工事が進められている。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル出発フロアにあるチェックインカウンターのイメージ(写真:CAM)

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