香港、3/2の新型コロナ新規感染確認数13人…市中感染は7人、12日ぶり1桁台に

(2021/03/02 19:42 配信)

珠江デルタ

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、3月2日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から1人減の13人だった。前日に続いて10人台を維持。内訳については、市中感染が4人減の7人で12日ぶりに1桁だった一方、輸入性は3人増の6人に。市中感染のうち感染経路不明は1人減の4人で、3日連続で1桁台となった。

 加えて、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)が10人超おり、このうち少なくとも9人の感染経路が不明で、レストランやフィットネスセンター関係者も含まれるとのこと。

 最近の感染確認者数は増減を繰り返しながらも第4波下では低位にあるが、依然として市内各所で集団感染(クラスター)の発生や感染連鎖が続いている状況。感染経路不明も毎日のように一定数が確認されていることから、市中に存在する無症状感染者が日常生活を送る中で感染を拡大させている可能性も指摘されている。香港は人口密度が高く、交通機関も発達しており、エリアを跨ぐ人の移動が多い土地柄。

 近日、尖沙咀にある大型ショッピングモール「K11 MUSEA」内の中国料理レストラン「名潮食館」でのランチをきっかけにした大規模クラスターが発生。このレストランが14日間の休業となったほか、モール全体も7日間(当初2日間から延長)の全館クローズに。モール運営会社は2日、このレストランとのテナント契約を打ち切る方針を明らかにした。香港衛生防護センターによれば、強制検査の対象となるこのレストランの客のうち65人の追跡に成功したが、15人とは未だ連絡が取れていない状況という。

 香港では2月中旬の春節(旧正月)ホリデー期間中も流行状況の極端な悪化が確認されなかったことから、レストランの営業時間や同席人数を制限するなどのソーシャルディスタンス措置を一部緩和しているが、レストランでのクラスター発生を受けて状況は流動的と見られる。

 ここまでの香港における累計感染確認数は1万1033人、退院者数は1万0563人、死者数は200人。

香港特別行政区のイメージ(資料)—本紙撮影

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