2020年マカオカジノ運営6陣営の赤字合計は約4493億円…前年の純利益約5623億円から一転、新型コロナの影響甚大

(2021/04/28 11:15 配信)

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 新型コロナウイルス感染症の世界的流行による影響はインバウンド旅客への依存度の高いマカオのカジノ業界にも及んでいる。

 マカオの昨年(2020年)通期のカジノ売上(Gross Gaming Revenue=GGR)は前年比79.3%の大幅減となる604.41億マカオパタカ(日本円換算:約8229億円)にとどまった。マカオのカジノ施設は、政府とコンセッション(経営権契約)を結ぶ6つの民間事業者によって運営されているが、各社の業績も落ち込んでいる。

 4月28日付のマカオ政府公報に5陣営=SJMホールディングス社、ギャラクシーカジノ社(ギャラクシーエンターテインメントグループ)、ヴェネチアンマカオ社(サンズチャイナ)、ウィンリゾーツマカオ社、メルコリゾーツマカオ社の2020年の業績が掲載された。赤字額は約24.5億〜126.6億マカオパタカ(約334〜1724億円)の範囲。MGMグランドパラダイス社(MGMチャイナホールディングス)は先週の業績発表で約50億マカオパタカ(約681億円)の赤字としており、6陣営合計の赤字は約330億マカオパタカ(約4493億円)に上った。

 なお、2019年は6陣営合計で413億マカオパタカ(約5623億円)の純利益だったことから、新型コロナが業界に与えた影響が甚大なものだったかは一目瞭然だ。

 マカオと中国本土においては比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功しており、昨年第3四半期から両地の往来制限緩和が進んでいる。中国本土からのインバウンド旅客が少しずつも戻りつつある中、カジノ売上も緩やかな回復傾向にある。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2020年7月本紙撮影

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