マカオ、新規住宅ローン承認額が3ヶ月連続ぶり増加に…2021年3月

(2021/05/12 13:49 配信)

産業・経済

 マカオ政府金融管理局が5月12日に公表した今年(2021年)3月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、対前月の新規ローン承認額は住宅不動産向けが3ヶ月ぶり増、商業不動産向け2ヶ月ぶり増だった。

 今年3月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から38.9%増の29.6億マカオパタカ(日本円換算:約402億円)。対前月3ヶ月ぶりのプラスに。このうち、マカオ居民(=マカオ居民IDカード保有者)向けが前月から38.9%増の29.5億マカオパタカ(約400億円)で、全体の99.7%を占めた。非居民向けについても49.5%増の900万マカオパタカ(約1.2億万円)。直近3ヶ月でみると、今年1月から3月の新規住宅ローン貸付承認額の月次平均値は26.4億マカオパタカ(約358億円)で、昨年12月から今年2月との比較で6.1%下落。

 なお、プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から32.8%増の3.1億マカオパタカ(約42億円)。前年同月比では36.8%減。

 新規商業物件向けローン貸付承認額は前月から17.2%増となる19.2億マカオパタカ(約260億円)。こちらは対前月で2ヶ月ぶりのプラス。このうち、マカオ居民向けが24.8%増の19.1億マカオパタカ(約259億円)で、全体の99.5%を占めた。非居民向けについては1000万マカオパタカ(約1.4億円)まで減少。直近3ヶ月でみると、今年1月から3月の月次平均値は23.9億マカオパタカ(約324億円)で、昨年12月から今年2月との比較で0.5%減。

 今年3月末時点の住宅ローン融資残高は前月から0.2%減、前年同月から1.6%増となる2350.1億マカオパタカ(約3兆1881億円)。マカオ居民が占める割合は94.8%。マカオ居民向けの住宅ローン融資残高は前月から0.1%増、非居民向けについては4.7%減。

 商業物件向けローン融資残高は期内に多くが大口融資が完済されたことを受けて前月から0.7%減、前年同月から12.6%減となる1583.7億マカオパタカ(約2兆1485億円)。マカオ居民が占める割合が93.0%。商業物件ローン融資残高はマカオ居民向けが前月から0.6%減、非居民向けが2.0%減。

 今年3月末締めの住宅ローン延滞率は0.24%で、前月から横ばい、前年同月から0.01ポイント下落。商業物件向けローン延滞率は0.54%で、前月から0.01ポイント、前年同月から0.09ポイントのそれぞれ上昇だった。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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