香港、新型コロナ市中感染確認47日連続ゼロ…輸入性は2人、変異株感染の少女が危篤状態に=7/24

(2021/07/24 20:38 配信)

珠江デルタ

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 6月以降は、上旬に1家族の女性3人の市中感染例、24日と27日にかけて空港での業務に従事する男性1人とその密接接触者の1人、7月2日には検疫用ホテルの清掃作業員の女性1人、11日に空港での業務に従事する男性1人の輸入関連性感染確認例(いずれも当初市中感染例からの変更)があった。

 香港政府の発表によれば、7月24日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は2人で、いずれも輸入性(海外からの入境者)とのこと。市中感染確認例は47日連続ゼロとなった。

 輸入性の2人はアラブ首長国連邦、米国からそれぞれ香港に到着。無症状だが、1人はN501Y変異株感染。

 翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)は5人以下という。

 香港における過去14日間(7月10日〜23日)累計の新規感染確認は24人で、内訳は輸入性が23人、輸入関連性が1人。ここまでの累計感染確認数は1万1976人(擬似事案1人含む)。

 香港の7月23日午後8時時点のワクチン接種率は43.8%(1回目の接種完了)、31.8%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は514万9328回、1日あたり接種回数は7万0570回(7日移動平均値6万3041回)。9月末までに免疫の壁を構築するのに必要とされる接種率7割を突破できる見通し。高齢者を対象に事前予約なしで接種が受けられるようにする案も検討中という。

 香港政府はマカオ及び広東省との間で往来制限緩和(隔離制限免除での往来)の実現に関する協議を進めているとしているが、これまでのところ具体的なスケジュール等に関する詳細は明らかにされていない。

 このほか、香港医管局の発表によれば、7月21日に感染確認(L452R変異株)されたサウジアラビア人の少女(13)が危篤状態にあるとのこと。患者は同月16日にサウジアラビアから香港へ到着。在香港サウジアラビア領事館員の家族であることから、指定ホテルでの強制検疫を免除され、自宅における自己隔離検疫とされたが、検疫期間中に外出する違反行為があり、強制隔離となった経緯がある。

香港特別行政区のイメージ(資料)—本紙撮影

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