香港、新型コロナ市中感染確認56日連続ゼロ…輸入性は3人、全員ワクチン2回接種済みで変異株感染=8/2

(2021/08/02 18:15 配信)

珠江デルタ

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 6月以降は、上旬に1家族の女性3人の市中感染例、24日と27日にかけて空港での業務に従事する男性1人とその密接接触者の1人、7月2日には検疫用ホテルの清掃作業員の女性1人、11日に空港での業務に従事する男性1人の輸入関連性感染確認例(いずれも当初市中感染例からの変更)があった。

 香港政府の発表によれば、8月2日午前0時時点集計の単日(8月1日)の新規感染確認数は3人で、いずれも輸入性(海外からの入境者)とのこと。市中感染確認例は56日連続ゼロとなった。

 患者3人はいずれも無症状だが、スイスとアラブ首長国連邦から到着した2人がL452R、米国から到着した1人がN501Y変異株感染。3人とも新型コロナワクチン「コミナティ」(日本でファイザーと呼ばれているもの)を2回接種済みだったという。

 なお、2人は潜伏期間の一部に香港滞在歴があるが、大部分は海外滞在中で、近い時期に海外で感染した可能性が高く、輸入性感染確認例と判断したと説明。ただし、変異株感染例であることから、念のため2人の香港の住居周辺を強制ウイルス検査の対象にするとした。

 翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)は約5人という。

 香港における過去14日間(7月19日〜8月1日)累計の新規感染確認は29人で、すべて輸入性事案。ここまでの累計感染確認数は1万1991人(擬似事案1人含む)。

 香港の8月1日午後8時時点のワクチン接種率は47.9%(1回目の接種完了)、36.2%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は571万8982回、1日あたり接種回数は5万5760回(7日移動平均値6万4139回)。9月末までに政府が免疫の壁を構築するのに必要とする目標の接種率7割を突破できる見通し。公務員については、7割が1回目の接種を終えているとのこと。

 香港政府はマカオ及び中国本土との間で往来制限緩和(隔離制限免除での往来)の実現に関する協議を進めているとしているが、これまでのところ具体的なスケジュール等に関する詳細は明らかにされていない。

香港特別行政区のイメージ(資料)—本紙撮影

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