マカオ経済プラス転換…2021年2Qの実質GDPが69.5%上昇

(2021/08/28 10:35 配信)

産業・経済

 マカオ政府統計調査局は8月27日、今年第2四半期(2021年4〜6月期)の域内総生産(GDP)を公表。

 今年第2四半期の実質GDPは前年同時期から69.5%上昇で、実に10四半期ぶりのプラスに。前年同時期には新型コロナ防疫対策の一環として最も厳しい入境制限が講じられ、経済活動に大きな影響が生じていたが、その後は状況が落ち着いたことを受けて中国本土との往来制限が緩和され、外需の回復が続いた。

 サービス輸出は555.6%上昇。内訳は、ゲーミング(カジノ)サービス輸出が1089.7%上昇、その他ツーリズムサービスが1328.3%上昇。貨物輸出は606.9%上昇。内需についても今年1Qからのプラス傾向を維持し、3.7%上昇。貨物輸入は173.5%上昇、サービス輸出も54.2%上昇。

 全体的な物価変動を測るGDPデフレーターは前年同時期から0.3%下落。 

 マカオ居民のマカオにおける経済活動がほぼ回復したことにより、家計のマカオにおける最終消費支出は前年同時期から8.8%上昇。海外における最終消費支出は前年ベースが低位だったため、87.0%上昇。個人消費全体は11.5%上昇。

 マカオ特別行政区政府は防疫に対する資源投下を行っているほか、各種経済支援対策も講じているため、政府最終支出は安定を維持し、前年同時期から0.4%上昇。このうち、貨物・サービス購入額は0.4%上昇、スタッフ報酬は0.5%上昇。

 固定資産投資額は前年同時期から10.1%減。内訳は、建設投資が16.7%下落、設備投資は25.0%上昇。政府がインフラプロジェクト推進を維持していることから、公共工事への投資は37.0%上昇、設備投資も37.3%上昇。民間投資については、大型エンターテインメントホテルプロジェクトへの投資が前年同時期より低水準にあり、民間住宅プロジェクトも比較的少なかったことで、民間建設投資は27.7%下落、設備投資は24.2%上昇。

 需給全体の改善より貨物貿易の増につながり、貨物輸入と輸出が前年同時期から173.5%、606.9%のそれぞれ上昇。

 今年第2四半期のインバンド旅客数は前年同時期から43倍上昇、今年第1四半期からも25.9%上昇、ゲーミングサービス輸出は前年同時期から1089.7%上昇、その他ツーリズムサービス輸出は1328.3%上昇。サービス輸入も54.2%上昇。

マカオ歴史市街地区にあるモンテの砦から望む町並み(資料)=2020年4月本紙撮影

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