マカオ、新規住宅ローン承認額が3ヶ月連続増…2021年7月

(2021/09/09 10:44 配信)

産業・経済

 マカオ金融管理局が9月9日に公表した今年(2021年)7月の住宅及び商業物件向けローン関連統計によれば、対前月の新規ローン承認額は住宅不動産向けが3ヶ月連続増、商業不動産向けは2ヶ月連続増となった。

 今年7月の新規住宅ローン貸付承認総額は前月から6.7%増の41.1億マカオパタカ(日本円換算:約566億円)。対前月では3ヶ月連続増。このうち、マカオ居民(=マカオ居民IDカード保有者)向けが前月から11.7%増の40.6億マカオパタカ(約559億円)で、全体の98.8%を占めた。非居民向けは77.5%減の4900万マカオパタカ(約6.7億円)に。直近3ヶ月でみると、今年5月から7月の新規住宅ローン貸付承認額の月次平均値は36.7億マカオパタカ(約505億円)で、今年4月から6月との比較で18.9%増。

 なお、プレビルド(未完成)物件に対する新規貸付承認額は前月から30.9%増の3.8億マカオパタカ(約52億円)。前年同月比では56.8%減。

 新規商業物件向けローン貸付承認額は前月から39.5%増となる110.4億マカオパタカ(約1519億円)。こちらは対前月で2ヶ月連続増。このうち、マカオ居民向けが39.4%増の110.2億マカオパタカ(約1516億円)。非居民向けについても増加し、1300万マカオパタカ(約1.8億円)に。直近3ヶ月でみると、今年5月から7月の月次平均値は75.2億マカオパタカ(約1035億円)で、今年4月から6月との比較で33.7%増。

 今年7月末時点の住宅ローン融資残高は期内に多くの大口融資が完済されたことを受けて前月から0.3%減、前年同月から1.7%増となる2360.8億マカオパタカ(約3兆2483億円)。マカオ居民が占める割合は94.8%。マカオ居民向けの住宅ローン融資残高は前月から0.3%減、非居民向けについては0.8%減。

 商業物件向けローン融資残高は前月から1.1%増、前年同月から8.2%減となる1631.2億マカオパタカ(約2兆2444億円)。マカオ居民が占める割合が93.4%。商業物件ローン融資残高はマカオ居民向けが前月から1.3%増、非居民向けが0.8%減。

 今年7月末締めの住宅ローン延滞率は0.24%で、前月から横ばい、前年同月から0.02ポイント下落。商業物件向けローン延滞率は0.40%で、前月から0.10ポイント、前年同月から0.05ポイントのそれぞれ下落。

住宅が密集するマカオ半島の町並み(資料)=2020年7月本紙撮影

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