香港、新型コロナ市中感染確認31日連続ゼロ…輸入性は3人、全員ワクチン2回接種済みでL452R感染=9/17

(2021/09/17 18:16 配信)

珠江デルタ

 人口約740万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いていたが、5月にかけてようやく状況が落ち着き、政府が5月29日に終息との見方を示した。

 6月以降は、上旬に1家族の女性3人の市中感染例、24日と27日にかけて空港での業務に従事する男性1人とその密接接触者の1人、7月2日に検疫用ホテルの清掃作業員の女性1人、11日に空港での業務に従事する男性1人の輸入関連性感染確認例(いずれも当初市中感染例からの変更)、8月5日には建設作業員(感染経路不明、これまで感染確認に至らなかった無症状感染者の再陽性事例)、8月17日に空港ラウンジ職員(感染経路不明、L452R変異株)の市中感染確認があった。

 香港政府の発表によれば、9月17日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は3人とのこと。すべて輸入性(海外からの入境者)のケースで、市中感染確認例に限ると31日連続ゼロを維持した。

 患者はアラブ首長国連邦、カタール、ドイツから空路香港へ到着。いずれも新型コロナワクチンを2回接種済みで、L452R変異株感染だった。このうちアラブ首長国連邦からの入境者はに21日以内の香港滞在歴がある(8月31日に香港からインドへ向け出発)ことから、患者の香港の立ち寄り先周辺が強制ウイルス検査の対象となった。

 翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)は5人以下という。

 香港における過去14日間(9月3〜16日)累計の新規感染確認は41人で、すべて輸入性事案。ここまでの累計感染確認数は1万2153人(擬似事案1人含む)。

 香港の9月16日午後8時時点のワクチン接種率は65.0%(1回目の接種完了)、57.9%(2回目の接種完了)となっている。累計接種回数は827万8370回、1日あたり接種回数は3万0748回(7日移動平均値3万8272回)。香港ではワクチンが充足している状況で、政府は9月末までに免疫の壁を構築するのに必要とする目標の接種率7割(1回目接種完了)を突破できるとする見通し示している。

 香港衛生当局では、近日の輸入性感染確認例のうち、ワクチン接種を完了している患者も少なくないとし、不要不急の外遊(特に高リスク地域)及び外地における不必要な大型集会やイベントへの参加を控えるとともに、外地滞在中はマスクの着用し続け、個人・環境衛生管理に努めるよう呼びかけている。

香港のイメージ=香港島・中環にて本紙撮影

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