澳門日本会が「ジャパン・エクスペリエンス・フェア」を12月15〜17日に開催

澳門日本會(会長:村石邦夫)は12月1日、同月15日から3日間にわたり、ビジネスフェア「ジャパン・エクスペリエンス・フェア -サプライヤー・マッチング・キャンペーン-(JAPAN EXPERIENCE FAIR – SUPPLIER MATCHING CAMPAIGN -)」をギャラクシー マカオ内JWマリオットホテルで開催すると発表。

同会はマカオ在留邦人の相互扶助などを目的として1973年に設立(2008年マカオ政府正式登録)され、約半世紀の歴史を持つ非営利団体。

本ビジネスフェアは、日本国外務省が在外の日本人会等を通じて、在留邦人・日系人コミュニティのビジネス環境作り支援するために実施している「海外在留邦人・日系人の生活・ビジネス基盤強化事業」を活用し、マカオ日本会が主体となり、マカオと日本社会の発展に貢献することを目的に実施するもの。

フェア初日(15日)には、マカオの会場と日本のプレゼンターをオンラインで結び、最新の日本物産品に関する情報や知識を在マカオ日本企業・日系人企業や日本人事業者を含むサプライヤー/ベンダーと共有する「ハイブリットプロモーション」(セミナー)を開催。栃木県、宮崎県、鹿児島県、宮崎県などから複数の事業者がプレゼンターとして参加する予定とのこと。

また、会場内には3日間を通じて「エキジビション」コーナーが設けており、マカオで日本からの輸入品を取り扱う複数のサプライヤー、マカオへの進出を希望する日本の事業者が出展を予定。マカオではまだ珍しい日本の物産品を実際に手に取ることができるという。マカオと日本の双方の事業者にとって、新たな商材、仕入れ先を見つける機会となりそうだ。ビジネス関係者のみならず、一般ゲストの来場も歓迎するとのこと。

このほか、ハイブリッドプロモーション及びエキジビション会場においてネットワーキング機会の提供、フェア出展者以外との商談希望のヒアリングを受付、後日オンライン商談機会等で接点を持てるよう支援する「サプライヤーマッチング」も行われる。

フェア会場のオープン時間は各日午前10時から午後5時まで。入場・参加は無料。初日のハイブリッドプロモーションに限り、事前参加登録が必要となる。ハイブリットプロモーションのプレゼンターリスト、事前参加登録へのリンク、エキジビション出展者リスト等、澳門日本会ホームページ内の特設ページ(https://www.macau-nihonkai.com/jef2021)及びFacebookページ(https://www.facebook.com/JapanExperienceFair/)で確認することができる。

参考までに、マカオの人口は約68万人。在香港日本国総領事館の資料によれば、マカオ在留邦人数は2019年10月現在で約550名とのこと。

澳門日本会「ジャパン・エクスペリエンス・フェア」告知チラシのイメージ(画像提供:澳門日本会)

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