中国本土の新型コロナ新規市中感染者数は2678人…9日連続4桁、オミクロンBA.5流行の海南省が過半=8/18

(2022/08/19 11:18 配信)

珠江デルタ

 中国本土では、比較的早い時期に新型コロナの封じ込めに成功し、以降は全国的には安定した状況となり、散発的な市中感染確認例が度々出現する程度だったが、今年(2022年)に入って以降はオミクロン変異株の流入を受け、上海や北京といった主要都市を含む一部地域で比較的大規模な再流行が発生した。

 中国の国家衛生健康委員会(NHC)が8月19日朝に公式サイト上で公表した情報によれば、同月18日の中国本土における新規市中感染確認者数は559人(前日から55人減)だったとのこと。内訳は海南省441人、陝西省52人、チベット自治区15人、福建省14人、重慶市7人、広東省6人、新疆ウイグル自治区6人、内モンゴル自治区4人、浙江省4人、四川省4人、北京市1人、山西省1人、江蘇省1人、江西省1人、貴州省1人、青海省1人。このうち海南省の40人、チベット自治区の3人、広東省の2人、新疆ウイグル自治区の2人、北京市の1人、内モンゴル自治区の1人、重慶市の1人、陝西省の1人の計51人が無症状から感染確認へ転じた事案。中国本土で市中感染確認例が出現するのは307日連続で、15日連続3桁となった。

 市中の無症状感染例は2119人(前日から691人減)。内訳は海南省1058人、チベット自治区665人、新疆ウイグル自治区221人、青海省34人、新疆生産建設兵団29人、陝西省20人、湖北省14人、江西省12人、河北省11人、河南省9人、広西チワン族自治区6人、甘粛省6人、山西省5人、浙江省5人、重慶市5人、江蘇省4人、四川省4人、上海市3人、山東省3人、福建省2人、内モンゴル自治区1人、広東省1人、雲南省1人。

 無症状を含む新規感染者数は2678人で、9日連続4桁。2日ぶりに2千人台まで下落した。

 8月18日24時時点の中国本土で治療中を受けている感染確認者数は7760人(うち輸入性が699人)で、重症者は24人(輸入性ゼロ)。無症状の患者1万8884人(輸入性728人)が医学観察下にあるとのこと。

 省区市別で最多となったのは8月1日からリゾート地として知られる三亜市を中心にオミクロンBA.5.1.3の流行が続く海南省で、1499人。三亜市では依然として多くの感染者が出現しており、18日は996人。同市当局は、仮設病院4施設合計7200床が使用できる状態となり、現在5施設を建設中としたほか、ホテルや学校の寄宿舎を活用した臨時の隔離施設の手配も進めているという。

 また、このところチベット自治区でも連日多くの感染者が出現しており、18日の感染例は680人に上った。およそ3分の1がシガツェ市からの報告例。同自治区では秋の収穫シーズンがスタートしているが、当局はほぼ例年並みの進捗で、これまでのところコロナ流行による影響は受けていないとした。新疆ウイグル自治区でも3桁の感染例出現が続く状況。18日の感染例は227人で、大半が無症状。地域別では、イリ・カザフ自治州のグルジャ市(伊寧市)が113人、ウルムチ市が50人。他にも各地で再流行が散発しており、ウイルス型もさまざま。

 中国本土の状況は総じて落ち着いている一方で、香港ではソーシャルディスタンス措置の第二次緩和後に市中感染確認数の緩やかなリバウンドが続き、直近では4〜5千前後(輸入性含む)となっており、18日には3月末以来の6千人超に。マカオでは6月中旬から市中でオミクロンBA.5.1の流行が続き、累計1800人超に達した。ただし、全市民を対象とした高頻度のPCR検査及び迅速抗原検査によるスクリーニングと準ロックダウンともいえる厳格な防疫措置を講じて対応した結果、8月1日までにゼロコロナ状態を実現。以降は落ち着いた状態を維持している。

中国・上海(資料)—本紙撮影

中国・上海(資料)—本紙撮影

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