マカオ、2022年通期のインバウンド旅客数は約570万人…対前年26%減

(2023/01/20 19:26 配信)

産業・経済

 マカオ政府統計調査局は1月20日、昨年(2022年)12月及び通期(1〜12月)の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 昨年12月単月のインバウンド旅客数は前年同月比52.6%減の38万9390人(延べ、以下同)にとどまった。ただし、対前月では6.2%増に。

 内訳は、宿泊を伴う旅客が前年同月比41.8%減の22万9445人、日帰り旅客が62.5%減の15万9945人。平均滞在時間は同0.6日延びて2.1日となり、内訳は宿泊を伴う旅客が0.6日長い3.6日、日帰り旅客が0.1日長い0.2日。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客だが、その数は前年同月比55.9%減の33万6593人、全体に占める割合は86.4%。このうち個人観光客が16万5106人。原居地別では、大湾区(グレーターベイエリア)9市が19万4992人で、隣接する広東省珠海市が42.7%を占めた。香港と台湾からの旅客はそれぞれ4万2860人、6679人。これらに次ぐのが米国の542人、韓国の330人で、日本は273人。

 昨年通期のインバウンド旅客数は対前年26.0%減の570万0339人。内訳は、日帰り旅客が19.8%減の321万6311人、宿泊を伴う旅客が32.8%減の248万4028人。日帰り旅客の占める割合(56.4%)が高まったことを受けて、旅客の平均滞在時間は0.1日短い1.5日に。内訳は、日帰り旅客が横ばいの0.1日、宿泊を伴う旅客が0.2日長い3.4日。

 通期についても、国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、前年比27.5%減の510万5935人、全体に占める割合は89.6%。香港と台湾からの旅客はそれぞれ12.8%減の51万3447人、5.1%減の6万7303人。

 インバウンド旅客の入境ルートは陸路が最多だが、前年比24.4%減の529万3108人。このうち關閘イミグレーション経由が73.5%、横琴イミグレーション経由が16.8%を占めた。また、空路は24万1186人、海路は16万6045人。

 マカオと中国本土の間では、2020年第4四半期までに往来制限が緩和され、所定の期限内の新型コロナPCR検査陰性証明の提示など一定の条件を満たせば隔離検疫免除で相互往来が可能となったが、昨年のインバウンド旅客数減の主要因として、年初からのオミクロン変異株の出現による中国本土各地及びマカオにおける散発的流行の出現、ゼロコロナ政策下における厳格な水際措置の維持が挙げられる。

 なお、中国本土及びマカオでは昨年12月から段階的にウィズコロナへ転換する動きがあり、マカオについては今年1月8日から入境にあたってPCR検査証明が不要に。以降、インバウンド旅客数が急回復している。

ウィズコロナ転換による水際措置の大幅緩和によりインバウンド旅客数が急回復しているマカオ。写真は關閘イミグレーションの入境審査場の様子=2023年1月18日(写真:GCS)

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