フードエンタメ施設「SOHO」開業ーシティ・オブ・ドリームズ マカオ

コタイ地区の複合リゾート施設、シティ・オブ・ドリームズ マカオ2階に世界各地のグルメが楽しめる10店舗以上の飲食店を一堂に集めたフードエンタテインメント施設「SOHO(蘇濠)」が8月13日夜に正式開業する。オープンに前の8月13日午後にメディア向けプレビュー及びグランドオープニング式典が開催された。

「SOHO」はシティ・オブ・ドリームズ マカオのメインエントランス真上にあたる2階部分にあり、フロア面積は約3,250平米。ニューヨーク、ロンドン、香港にあるSOHOをイメージし、ヒップホップやストリートカルチャーをテーマにした町並みを再現している。

施設内には小籠包で知られる台湾の有名店「鼎泰豐(ディンタイフォン)」のマカオ一号店のほか、寿司、丼もの、ラーメン、天ぷらなどを提供する日本料理の「津町(つちょう)」、ほかに韓国、イタリア、メキシコ、アメリカ、東南アジア、香港といった各地の料理を提供するレストラン、スポーツバー、アイスクリームショップなどが10店舗以上出店する。

シティ・オブ・ドリームズでは2009開業当初にモンスーンカフェなどを展開する日本のグローバルダイニング社と組み大型フードコートを導入したが定着しなかった。一方、その後、リゾート内の複数のレストランがミシュランガイド香港マカオで星を獲得するなど、グルメ分野での評価が高まっきており、今回の「SOHO」で食に強いイメージの定着を図りたいものとみられる。

グランドオープニング式典にはイケメン俳優・歌手で、日本への留学経験もあることでも知られる香港スターのニコラス・ツェー(謝霆鋒)が登場し、会場を大きく沸かせた。

日本料理レストラン「津町」―本紙撮影

日本料理レストラン「津町」―本紙撮影

 

グランドオープニング式典に登場したニコラス・ツェー(中央)―本紙撮影

グランドオープニング式典に登場したニコラス・ツェー(中央)―本紙撮影

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