国慶節連休中、セナド広場周辺で歩道通行規制実施—マカオ

マカオ治安警察局は9月28日、今年(2014年)10月1日から始まる国慶節連休期間中、観光客が集中するセナド広場周辺で歩道の通行規制を実施することを発表した。当局では連休期間中のマカオの出入境者数が昨年から5〜7%増加すると見込んでおり、出入境ゲートでは出入境審査にあたる職員を増強して対応し、随時入場規制も行う予定。

国慶節については、マカオや香港では10月1、2日が連休となるが、中国大陸では約1週間の長期休暇となる。

セナド広場周辺の歩道の通行規制については、混雑状況に応じて、新馬路の大西洋銀行本店前から民政総署ビル前の歩道を一方通行とする。

出入境ゲートについては、マカオ半島北部の關閘出入境ゲートで、混雑状況に応じて建物外での待機などの入場規制が実施される。治安警察局では、同局のウェブサイトで最新の混雑状況をチェックすることで、ピークを避けて移動する助けになるとしている。また、マカオフェリーターミナルの混雑も予想されることから、海事・水務局でもフェリーチケットの事前予約を利用し、ターミナルビルに早めに到着するよう呼びかけている。

連休中、セナド広場周辺で歩行者通行規制の実施が予定されている(写真:治安警察局)

連休中、セナド広場周辺で歩行者通行規制の実施が予定されている(写真:治安警察局)


交通規制が実施されると、セナド広場周辺では歩道が一方通行となる(写真:治安警察局)

交通規制が実施されると、セナド広場周辺では歩道が一方通行となる(写真:治安警察局)


交通規制実施中、民政総署前の横断歩道は南側から北側への一方通行となる(写真:治安警察局)

交通規制実施中、民政総署前の横断歩道は南側から北側への一方通行となる(写真:治安警察局)

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