マカオカジノ大手MCE、14年Q4売上高2割減=VIP部門不振

(2015/02/13 15:54 配信)

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マカオでシティ・オブ・ドリームズなどのカジノIR(統合型リゾート)施設を運営するメルコ・クラウン・エンターテインメント社(以下、MCE)は2月12日、昨年(2014年)第4四半期の決算短信を発表。

同社の昨年第4四半期の売上高は前年同期比20%減の11.21億米ドル(日本円換算:約1332億円)、調整後プロパティEBITDAは29%減の2.78億米ドル(約330億円)となった。主なマイナス要因については、グループ全体でVIPカジノ部門のローリングチップ総収入及びマスゲーミング部門のゲーミング売上減によるものと説明している。

通期の売上高は約6%減の48億米ドル(約5705億円)、調整後プロパティEBITDAは約7%減の12.855億米ドル(約1528億円)。マスゲーミングテーブル売上の伸びが、ローリングチップ売上の減をカバーするに達しなかったことをマイナス要因として挙げている。

MCEのローレンス・ホー共同会長兼CEOは決算内容について「2014年はマカオにとって試練の年となったが、自社の業績と進歩には満足しており、中長期的目標の実現に向かって着実に前進している」と語っている。また、同社がマカオ・コタイ地区で建設中の新IR施設スタジオ・シティの工事も順調に進んでいるとし、今年(2015年)第3四半期の開業予定を据え置いた。この他、シティ・オブ・ドリームスのショッピングモールの拡張工事及びザハ・ハディット氏が設計を担当する新ホテル棟の開業時期については、それぞれ2016年上半期、2017年上半期の予定とした。

マカオの月次カジノ売上は昨年(2014年)6月から今年1月まで8ヶ月連続で前年割れとなっている。マカオのカジノ売上の大半を稼ぎ出すのがVIPカジノ部門だが、中国本土の反汚職キャンペーンの拡大などを受け、主要顧客基盤である中国本土富裕層が同じ中国にあるマカオでのギャンブルを避ける動きもみられる。

メルコ・クラウン・エンターテインメント社のローレンス・ホー共同会長兼CEO。背景は「スタジオ・シティ マカオ」の完成予想イメージ=1月12日(写真:Melco Crown Entertainment Limited)

メルコ・クラウン・エンターテインメント社のローレンス・ホー共同会長兼CEO。背景は「スタジオ・シティ マカオ」の完成予想イメージ=1月12日(写真:Melco Crown Entertainment Limited)

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