LCCに関する苦情3年間で10倍増=香港消費者委員会が注意呼びかけ

(2015/03/17 09:07 配信)

珠江デルタ

東アジアを代表する国際ハブ空港の1つ、香港国際空港には多数のLCC(格安航空会社)が乗り入れている。

香港消費者委員会は3月16日、昨年(2014年)に受理したLCCに関する苦情の件数が764件に上ったとする最新データを公表。2013年の2倍、2012年の10倍にまで膨らんでいたことが明らかになった。

複数の香港メディアの報道を総合すると、LCCに関する苦情で最も多かったのが価格、次いで遅延及び欠航だったという。

消費者委員会が受理した苦情の例として、こういったものが紹介されている。香港から台湾の台中への往復航空券を購入した利用者が、復路出発日に台中発香港行きのフライトの欠航を知らされた際、翌日のフライトに振り替えするとの提案を受け、一旦ボーディングパスを受け取った。しかし、翌日の振り替え便出発直前になって、今度は満席を理由に同日台北を出発する同社便への再度の振り替えを求められたという。この際、利用者は補償を求めたとが、航空会社に拒否されたというもの。

LCCでは、預け入れ手荷物、座席指定、機内食・ドリンク、毛布、フライト変更などのサービスにそれぞれチャージが設定されているほか、欠航や遅延などへの対応は最低限に留まる。香港消費者委員会が香港の10社のLCCを調査したところ、荷物や付加サービス費について、各社の間でそれぞれ異なるルールで運用されていることが分かったという。

香港消費者委員会では、LCCには多くの付加サービス費を要する項目が存在し、サービスも限定的であり、場合によってはレガシーキャリアより価格が高くなる場合もあり得るとし、利用の際には各航空会社が定める諸条件をしっかり検討するよう注意を呼びかけている。

現在、香港国際空港に乗り入れるLCCは16社あり、香港と台湾、日本、シンガポール、オーストラリアなどを結んでいる。

日本と香港の間を結ぶ路線にはLCC(格安航空会社)の参入も相次ぎ、アクセス向上がますます進んでいる(資料写真)=関西国際空港—本紙撮影

日本と香港の間を結ぶ路線にはLCC(格安航空会社)の参入も相次ぎ、アクセス向上がますます進んでいる(資料写真)=関西国際空港—本紙撮影

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