マカオ・ギアの丘で体長2メートル超の大蛇を捕獲

 マカオ市政署(IAM)は4月29日、マカオ半島にあるギアの丘(松山)のランニングトレイルで体長2メートルを超えるヘビ1匹を捕獲したと発表。

 事前に市民から目撃情報が寄せられていたもので、通報日には発見に至らなかったが、29日に再捜索したところ、発見できたという。蛇の種類は中国南部や東南アジアに生息するナビヘビ科ナンダとのこと。現在、IAMが捕獲した個体の検査を行っており、検査が終了した後、状況が良好と確認されれば、適切な場所で管理するとした。

 また、マカオにもヘビは生息しており、主にネズミを捕食することから、ネズミの数を抑制し、生態系の維持に役立っているとのこと。今回捕獲したのは個体のサイズが大きかったためとした。

 ギアの丘には世界遺産・ギア要塞があり、丘の中腹の道路はマカオグランプリ時にサーキットの一部して使われる。旧市街エリアの住宅密集地に近い場所ながら豊かな自然が残り、市民の憩いの場所となっている。

マカオ・ギアの丘で見つかった大蛇の捕獲シーン=2020年4月29日(写真:IAM)

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